僕は毎年ケアマネ試験で不合格になっています。
去年はかなりの狭き門でしたので、
今年は今から勉強すれば、
今年こそなんとかなりますかね?
なんだかんだと手につかなくて・・・
ただの言い訳ですね(汗)
今年はケアマネ試験に合格します!
それでは今日の介護日誌です。
まずはは皆さんに質問したいと思います。
介護をしたことがない方は
介護の仕事は排泄部分が一番大変だと思われていますが・・・
正直、
3日もあれば排泄のケアは慣れますよ。
自立支援が介護の仕事
えむ子さん
一体何が大変で何が大切なの?
介護といっても、介護をされる人にとっては毎日が生活なんだよ。生活の延長なんだから施設は自宅の延長でなければならないんだ。
フクロウ博士
えむ子さん
うーん?なんだか難しいわね
誰だっていつまでも自宅で生活がしたいよね。誰にも気兼ねなく普通に生活がしたいよね。介護のプロとして、また専門職として体の機能を維持するためでなく、適切なケアを選んで入居者の機能向上も目指すんだよ。
フクロウ博士
えむ子さん
そうなんだ。私だって一生、誰にもお世話にならないで、誰にも邪魔されないで自由に生活がしたいです。
そうだよね。だから施設に入ったらそれで「おしまい」ではないんだよ。これから求められる施設とは、施設に入ったら元気になって家にまた帰れるようにならないといけないんだよ。
フクロウ博士
えむ子さん
でも、どうして施設に入らないといけないんだろ?
それはね…自分の事が自分で出来なくなっちゃうからなんだよね。
そこで、施設入居での最大のポイントは「排泄」の部分になってくるんだよ。それでは聞くけどえむ子さんはおむつを使用したいですか?排泄介助をしてほしいですか?
フクロウ博士
えむ子さん
私はそんなの絶対嫌だわ。
恥ずかしいじゃないですか…
そう恥ずかしいよね。その気持ちが大切なんだよ。その理由は後半に話すからね。?
フクロウ博士
えむ子さん
理由は?って絶対に嫌でしょうそんな恥ずかしいの。普通に考えればわかるでしょうよ、他人に一番見られたくないところですよ。
「そうだよね誰だってイヤだよね・・・」
じゃあこれから先日、研修で学んだある施設のお話をしていきますね。
そこの施設での介護理念はこうです「入居すれば元気になれる施設」(介護施設は理念がしっかりしている施設は良い施設が多いですね)
フクロウ博士
えむ子さん
フクロウ博士いきなりデカいことを言うな~
それはね。「専門職としての介護とは?」を考えたときに、誰にでも出来る事をやっていて、専門性がなければ国家資格はいらないと思われているからなんです。逆にこの部分を重んじていないから介護職員の地位や待遇はいつまでたっても改善しないとも言われております。
では、普通の生活を取り戻すのに必要な4つのケアについてお伝えします。
フクロウ博士
4つのケア
ケアについて重要な4つのケアを紹介します。
・水1500ml(1日)
・水1500ml以上の水分補給がもたらす効果。
覚醒水準向上・尿、便意回復と抑制・胃、大腸反射
・運動(主に歩行)
・歩行練習がもたらす効果。
排便リズム安定・起立大腸反射・トイレへの移動手段・脳の活性、便意、排泄指令
・排泄(トイレでの自然排便)
・トイレ排泄がもたらす効果
排泄促進・座位排便・腹圧、直腸重力
・下剤の中止がもたらす効果。
便秘・腎機能障害、神経障害
・食事1500㎉(1日)
栄養バランスがよくなければ健康の維持が出来ませんから、必ず出した分は補いましょう。
おむつについて考える
ではここからが前半にお話しました
排泄のポイントになっていきます。
突然ですが問題です。
Q.なぜオムツに慣れてしまったのでしょうか?
オムツに慣れた1つの要因をお話します。
それでは答えです。
A.おむつに排泄が出来るようになることは「羞恥心を捨てた」という行動なのです。
えむ子さん
羞恥心を捨てた?そうなるとどうなるのよ?
一部で言われておりますが、それはそれは恐ろしい事なんです「脳が防御・防衛して尿意がなくなったり」「おむつの抵抗がなくなる・わからなくなるということは人格がなくなったりして、その結果が認知症を進行させる」などの色々な症状が確認されているんです。
また、おむつの中で尿と便が混ざると強アルカリになって皮膚は軽い「やけど状態」になっているんだとか・・・
おむつを使うことって何にもメリットがないんですね。
だからおむつ外しのためにも4つのケアがあるんだよ。
フクロウ博士
まとめ
とにかく、排便リズムが一定化できれば「おむつは不要」なんだそうです。
その為にも今から、規則正しい生活。運動。水分。食物繊維を心がけて行きましょう。
こうやって出来る事から向き合って、人生100年時代を健康で豊かに生きていきましょう。
で、介護の仕事の何が大変かですって?
「その人らしく生活できるサポートがしっかり専門職として出来るかどうか」なのです!
えむ子さん
施設に入ることが異常なことなんだっていう時代がくるといいなぁ
施設がなくなる世界まで行かなくても、僕たち専門職がプロとして『入居したら元気になれる施設』を目指していくことが必要なんだよ!まだまだ、入居する施設によって、その人のその後の生活や人生が変わってしまうのは大きな課題だからね。
フクロウ博士
読んで頂きましてありがとうございました。