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巷で言われるオムツzeroとは?研修で学んだこと!

巷で言われるオムツzeroとは?研修で学んだこと!

介護の現場では
色々なケアの方法や考え方いっぱいあります。

「ユニットケア」とか「自立支援介護」とか色々と聞くんですけどね。

そんな中でも、
今ではまったく聞かなくなったケアの方法もあります。

一時期流行ったモノでは、
古武術介護とかありました。

移乗介助に体を痛めない介護のやり方だったと思います。

介護の現場あるあるなんですが、
昔は常識だったことが
今では非常識だと言われることも多くあります。

だから、
働いている人の中にも昔はこうだったと、
意固地になる方もいらっしゃいます。

でも、
変に周りと対立しないでくださいね。
時代の変化を拒まないでくださいね。

地球上の歴史から見ても
強い生物が生き残って来たのではありません。

変化に柔軟に対応できた生物が生き残って来ました。

現在、辛い職場環境で
介護の仕事をしている方もいらっしゃるかと思いますが、柔軟に変化に対応してみて下さい!

地球の歴史からみたら、
人間の考えることなんてたかが知れています。

そう考えたら、
あなたの周りの人、
嫌いな上司の言ってることや、
やっていることなんて、
きっと間違いだらけですよ。

僕は辛いときはこんな風に考えます。
そうすることで楽になれますから。

では本日の介護日誌です。

みなさんは
「オムツゼロ」とか聞きませんか?

もしかしたら、
読んで下さる方の中では取り組んでいる方もいらっしゃるかもしれませんね。

僕自信は、
なんだ「オムツゼロ」って?

よくわからないし!
しかも、
いったい「オムツゼロ」ってどういう事なんだろうと思っていたら、たまたま行った研修で教えてくれました。



オムツゼロって?

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えむ子さん

さっそくですが、博士、オムツゼロってどういうことですか?

オムツゼロというのは、
施設にオムツをしている人がゼロという事ではありません。
オムツに排便をする人が「ゼロ」
になるいうことです。オムツゼロとはこれを定義にしております。ですので、施設にオムツをしている人がゼロになるわけではないのです。
しかし、オムツに排便者がゼロというのもかなり難しい課題ではあると思います。

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フクロウ博士

オムツゼロに向けてトイレの一歩

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えむ子さん

博士ここにも「自立支援介護」を目指すのが根底にあるんですか?。

えむ子さん、そうですよ。
それでは私からみなさんに質問します。
みなさんはベッドがトイレですか?

歩けないからと言ってトイレに座らせなくて良いのでしょうか?
みなさん考えてみてください。
トイレに座らない事は「その人は一生オムツに排便することになる」のです。
ここに自立支援がなぜ必要かが分かって頂けると思うのです。

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フクロウ博士

トイレに座る

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えむ子さん

博士どうしたら、トイレに座らせることができるのでしょうか。

職員のみなさんが1人で頑張っても周りのサポートがなければ、トイレに座らせることは出来ませんね。
ズボンを下げてオムツを外して…なんてことは、
一人ではできませんよね。
働く仲間の協力が必要です。
時には上司の許可も必要かもしれません。
介護の異常な部分として、あたり前な日常生活も働く仲間の理解が必要なのです。
介護は個人では出来ません。
チームでやらなければ質のよいケアは生まれません。
そして僕は、立てない⇒「トイレは無理ではない」ことを伝えたいのです。
この事を声を大にして伝えたいのです。
だから仲間と協力して2人介助で座らせてあげて下さい。

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フクロウ博士

安全を確保する

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えむ子さん

トイレに座るにあたっては気をつけなければならないことはありますか?

リスク(危険)を回避するにはも
安全な排泄の為にトイレにはバーを付けてあげてください。姿勢が崩れるならクッション等を使って姿勢を安定させてあげてください。
始めのうちはトイレ内に一人にしないでください。
そして大切なのが「出ないから」と言ってあきらめないでほしいのです。
トイレに座っても始めのうちはトイレを忘れてしまった方は出ないかもしれません。
だから大切なのが訓練です。
「反復する事で学習されます」だから出ないと言って諦めないでもらいたいのです。
介護は「介護する人・される方の両方が成長と学びの場にいる」と僕は思っています。

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フクロウ博士

便は大きく育てる

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えむ子さん

博士、大きな便を育てるとは?

はい、もう一つ排泄のトラブルとして、大便があります。排便で大切なのが腸を刺激して正しい排便をすることです。そこで重要なのが腸をしっかり刺激ができる大きさの便なのです。
そのために必要なのが食事と腸内環境です。
そもそも「お粥」では大きな便が作れません。
だから、重要なのは「常食」ということになるのです。
更に排便の働きを助ける為にも、
・食物繊維
・ファイバー
・乳酸菌等が必要になってきます。
これらが便を育て腸内環境を整えるのです。
そしてもう一つ、姿勢も腸を刺激するのに重要な役割を持っています。
だから福祉用具も人によっては必要になってきます。
トイレを見て頂くと最近は介助用に横へ手すりが付いているのですが、実はコレ、本当に手すりを必要としてる人には使うのが難しい位置なんです。
横についている手すりを使える人は、まだ身体機能は高いです。

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フクロウ博士

福祉用具を使う

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えむ子さん

では、どこについているのが一番良いのでしょうか?

答えは目の前です。

目の前にあれば両手でバーをつかみ前傾になり体を支えてお腹に力を入れることが出来ます。だから、排便が容易になります。これにより脱下剤も見えてきます。

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フクロウ博士



下剤はなるべく使わない

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えむ子さん

病院や施設では便が出なければ薬で便をですんですけど、この薬がかなりの厄介者なんです。私も経験があるんですけど、下剤の量を間違えたり、飲んだ人の体調によっては、たちまちオムツから洪水を起こしたかのような緩い水の様な便があふれ出して、こうしてあふれ出した便によって私たち介護士は衣類からシーツを交換し、はたまたお風呂へと直行することもあります。そして、なによりも、これが時間を取り業務を圧迫するんです。

そうですね。
自然な形での排便が本人にとってもベストなのです。

事のついでにお話をすると、
下痢のような緩い便は「アルカリ性」に偏っておりますので便が肌に付着すると皮膚を刺激し「アルカリ性」は皮膚を溶かします。

ですから、長時間触れていると皮膚はやけどをしたような炎症を起こしますのでどうぞ注意してあげてください。本来なら薬で便を出すというのはメリットはありません。

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フクロウ博士

まとめ

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えむ子さん

今回、私博士の話を聞いて思いました。よく、介護の理念に「その人らしく」と書いている施設を目にしますけど、本当のその人らしくにある根源はトイレで排泄が出来て初めてその人らしくがあるんだと思ったんです。だから、排泄がトイレで出来なくて何が「その人らしく」だよって。思ってしまいました。

まだまだ課題はありますが、排泄が重要なことだと知ってもらえたようですね。施設によってケアの質が違うということは本来ならば、あってはならないんですけが、こういった知識を身につけて実践していけば、質の高いケアをする施設が増えていくと信じています。利用する方も知識を身につけて自分の望む施設をみつける参考にして頂ければと思います。

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フクロウ博士



皆さんの貴重な時間を使い読んで頂きありがとうございました。

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