昨年は、介護業界でも注目されるようになってきたコミュニケーションの研修を受けて来ました。
そこで、コミュニケーションの講師から最近、職場内でも問題になっているパワハラに関しての話しがありました。その講師の先生によれば
最近でも、様々なニュースで取りあげられています。
これからはその場限りでも、感情に任せて使った言葉が大変な事態を招くかもしれません。僕も他人事ではなく、これからは言葉を使うという事に気をつけなければならないと思いました。
僕の話しですみませんが、
僕の新人時代はスパルタがあたりまえでした。
怒鳴られたり罵声を浴びせられたり、おまけに僕は病院勤務のヘルパーでしたから怖い上司は看護師さんでした。僕にとって白衣の天使は、今だに恐怖でしかありません。f^_^;
感情的に出た言葉が一番危険であるとともに、これからの時代は何気なく言った言葉でも受け取る相手にとったらハラスメントになっているかもしれませんので、お互いに気をつけていかなければなりませんね。
マザーテレサがこんな事を言っていました。
優しい言葉は、たとえ簡単な言葉でも、ずっとずっと心にこだまする
100人に食べ物を与えることができなくても、1人なら出来るでしょ?
誰かに微笑みかけること、それは愛の表現であり、その人へのすばらしい贈り物となるのです。引用:マザーテレサの名言
それでは今回の介護日誌です!
親の介護を考えるのは何歳くらい?
えむ子さん
さて、今回のお話しは「親の介護に備える」です。
意外と思われると思いますが、介護の仕事をしている人でも、いざ自分の家族が介護を必要とする場合どこに申請してどうやって介護制度を使うのか、どうすればいいか分からないという人の方が多いのです。
そうですね。でも今回は「まだ大丈夫」という方でも、まずは介護が必要になったらどうするの?ということで「知ること」から初めてみませんか?
MMマン
親の介護を考えるのは何歳?
もし祖父母が介護を必要としていた方なら20代前後には介護施設利用する等の経験して知識がある方もいるかもしれませんね。
人によってはそこで親の介護について考え始めた方もいらっしゃるかと思いますが、一般的に言われている世代は40代から50代あたりが多くなります。
この仮定は、
親が20代後半から30代で子供を授かったと仮定した場合で考えてみました。そうすると、大体このあたりから親の介護が必要になる場合が多くなります。
もしこのブログを読んでいる方がこの年代でしたら、そろそろ親の介護について考えてみてもよろしいかと思います。
40代から50代が多くなる。
介護には想定外が多い
介護が必要になった人の多くが
「介護は突然やってきます」と話されます。
それがですよ。突然次の日に脳卒中で倒れたんです。
それが原因で「介護が必要になってしまったんです」
このように突然、介護が必要になったというお話しはよく聞きます。
突然の備えではないのですが、知識があれば必要以上の負担を背負をわずにすみます。
その結果として心身も疲労困憊(ひろうこんぱい)することなく、たとえ当時者となっても倒れることなく楽に事を運ぶ事が出来ます。
そうです。当時者となってしまった家族の支えとなる、みなさんは倒れてはいけないのです。
だから、その予防としても介護が必要になる前から「介護が必要になったらどうすればいいのか?」をみなさんに知っておいてもらいたいのです。
僕も現場で入居者のご家族とお話しを伺うと、
ほとんどの人が親の介護は「想定外」だったと話されています。
それから補足として、
2025年に向けて
2025年には認知症患者が推定750万人になるだろうと言われております。
えむ子さん
2025年になると「後期高齢者」と言われる75歳以上の人が人口の20%を占めると言われております
現在、介護が必要となる方の第1位が認知症です。
これが2025年になると700万人となり計算上では65歳以上の5人に1人が認知症ということになります。
MMマン
子供が親の認知症と出会うとき
最近では、親と別居する子供が増えましたので、
子供が数年ぶりに帰省したら親の異変に気がつくケースが増えています。親を連れて病院を受診したら認知症だったということが少なくないんです。
えむ子さん
認知症では入院できるケースはすくなく、入院できてもすぐに退院の運びになってしまいます。
だから、施設に入れない等のケースの場合、子供が介護離職を強いられることもあり生活苦に陥ることもあるんです。
MMマン
介護保険どうやって使うの?
「介護保険」は医療保険と違って、介護保険を使うには「要介護認定」が必要になります。
「じゃあどこに行って手続きすればいいの?」普通ならわかりませんよね。
一番簡単なのは「地域包括支援センター」に行きましょう。
(地域支援包括センターの場所がわからない方は、お住まいの役所(役場)で聞いてください)
地域包括支援センターでは「介護の相談」やケアマネジャーがいる「居宅介護支援事業所」を紹介してくれます。
ここで認定調査員による、ご本人の状態を判定します。
要介護には1〜5段階まであり、要介護5が一番重い判定になります。
認定調査にはご一緒に参加されることをお勧めします。
たまにですが、認定結果が思っていたのと違い軽く判定されてしまうことがあるからです。
何故かと言いますと、認定調査員の質問に「出来る」と答えてしまったり、普段出来ない事が、その日はたまたま出来てしまう事があるのです。
そういった訂正のためにも一緒に参加してください。
この認定が終わると、介護サービスを介護保健を利用して自己負担を少なく利用することができます。
ただ、一般的にここまで終わるのには1ヶ月程かかると言われております。
良好な関係はいい介護につながりやすいです。
まとめ
元気なうちから話しあう!
えむ子さん
やはり大切な備えとしては、親が元気なうちに親と兄弟(姉妹)を交えて、親の介護のあり方を話し合うことだと思います。なぜなら親が人生の最後を迎えるときに兄弟がゴタゴタでケンカになってしまっては、こんな親不孝な事はないと思いますから…
介護が必要にならないのが一番いいのですが…人生には「まさか」が潜んでいますから、想定外のときでも慌てないように『親の介護』には元気なころから家族で備えておくのが最高の親孝行になりますね。
MM
今日も数あるブログの中から、僕のブログを貴重な時間をかけて読んで頂きありがとうございました。